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家族性高コレステロール血症:循環器疾患勉強会吉本医院

category : 院長より 2016年7月24日 更新

7/23に,勉強会に行ってきました.奈良総合医療センター循環器腎臓内科の井上先生が主催するもので,国立循環器病センターの小倉先生が上記の家族性高コレステロール血症について講演してくれました.

高コレステロール血症は,中年のおじさんや太っている人なら極めてよくある病気ですが,遺伝で生まれつき高値の人がいます.そういった人は20歳代や30歳代で心筋梗塞や脳梗塞などを発症することがあります.そういった症状は突然でるので,もし,若いときにコレステロールが高いと言われたら,症状がなくても,家族性高コレステロール血症かどうかを確認し,また治療しましょう.また,もし,遺伝性であれば,あなたのおかげで家族を助けることができるかもしれません. もし,コレステロールが高いと言われた人は(特に,若くして),一度,当院でもどこでもいいので,相談してみて下さい.

症状は,LDL(悪玉)コレステロールが治療前で180以上と高い.アキレス腱(かかとですね.)がぶあつくなる.黒目周りに白い線ができる.家族(2親等)に突然死,若くして心臓や脳梗塞などの病気などです. 勿論全部が当てはまるわけではありません.

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